2018/03/23

仮想通貨でよくある詐欺の手口まとめ

仮想通貨の世界では利用者の無知を狙って、詐欺を働き荒稼ぎしようとする悪い人たちがたくさん存在します。そんな人たちの罠にひっかからないためにもどんな手口が横行しているのか知っておきましょう。

取引所詐欺

まずはこれ。もし仮想通貨取引所を悪徳業者が運営していたら、どんな汚いことをされるか分かったもんじゃないです。

個人情報を流出させることだって簡単だし、ハッキング被害を装って、客の仮想通貨を根こそぎ持ち逃げすることも可能です。

実際、2014年にマウントゴックスが顧客の465億円分のビットコインを消失しましたが、いまだに計画的な内部犯行によるものだという指摘もあり、真相は藪の中。

詐欺じゃないだろうか、もうすぐ破綻するんじゃないだろうかといわれている取引所は現在もいくつかあるけれど、実際に問題が起こってからじゃないと利用者には分からないのがつらいところですね。

ビットコインがハードフォークする度にいち早く無料で新しい通貨を配布し、新規顧客を集め、顧客の資産が膨れ上がったところで経営陣が失踪する、なんていう事件がこの先起こるかもしれません。

いずれにしても取引所に悪意があれば、顧客の資産を奪うことは容易なので、取引所選びには細心の注意を払わなければなりません。

海外の取引所だとそれこそ誰が運営しているのかさえはっきりしないところも少なくないですし、万が一計画倒産されたら、お金を取り返すのは限りなく不可能になるでしょう。

だからこそできるだけ評判のいい取引所を使うべきだし、変な噂が流れ出したらすぐに利用を避けるべきです。もちろんたとえ評判がよかったとしてもコインチェックのようなことが起こりうるので、この世界に絶対はありませんが。

ICO詐欺

仮想通貨を使った資金調達方法ICO(新規仮想通貨公開)は詐欺だらけといっても過言ではないほど、持ち逃げ事件が後を絶ちません。

ICOは資金を集めたい企業や事業プロジェクトが独自の仮想通貨を発行し、販売しますが、取引所に上場され、価格が上がる前に買っておきたいと思っている投資家が飛びつきやすく、詐欺の被害に遭う人も大勢いるようです。

最近でもBenebitがICOで集めた資金を持ち逃げしたり、Prodeumが公式サイトに「penis」とだけ書いて失踪したり、AriseBankが裁判所から資産凍結命令を言い渡されたり、といったネガティブな話題に欠きません。

>>Benebit ICO Does a Runner with $2.7 Million of Investor Funds

>>Cryptocurrency startup Prodeum pulls an exit scam, leaves a penis behind

>>米SEC、6億ドルのICOで仮想通貨資産を凍結-裁判所命令確保

ICOに参加するのは、初心者にはややハードルが高いので、仮想通貨投資に慣れてきた人こそ注意が必要です。

特にセミナーでの勧誘、あるいはSNSなどで「このプロジェクトは将来有望で、価格は10倍以上になるのが確実」などといった言葉で誘い、ICOのリンクを貼る人も少なくないので、そういった誘いには乗らないほうが身のためです。

ICOによってはアフィリエイトもあるため、報酬を得るためにプロジェクトの内容をちゃんと把握せずに紹介している人も少なからずいます。インフルエンサーが紹介しているからといって、甘い話に乗ると、後で痛い目を見るかもしれませんよ。

フィッシング詐欺

メールでの誘導

最も手口がシンプルで、かつ初心者がひっかかりやすいのがフィッシング詐欺じゃないでしょうか。例えば取引所を装って、アカウント情報を最新のものにアップデートしてくださいといったメールが届きます。

メールにはリンクが貼られており、クリックすると取引所のページに飛ばされ、いつものようにユーザー名とパスワードを入力してログインすると、その瞬間ログイン情報を盗まれ、自分のアカウントに侵入されてしまう、というもの。

これぐらいベタなやり方だと最近ではひっかかる人も少ないでしょう。しかしやっかいなのが詐欺集団は常に手を替え品を替え、新しい手段を用いて詐欺を働いてくることです。

グーグル広告からの誘導

仮想通貨に多いのがグーグルアドワーズの広告で偽物の取引所に誘導されるリンクが貼られていることです。その際、リンク先のURLは一文字違いの場合が多く、注意して見ないと気づかいないほどです。

上の画像はバイナンスの本物の広告ですが、バイナンスも何度か偽広告が出回ったことがありましたね。広告はお金を払えば誰でも出稿できてしまうので、広告枠はクリックしないほうがいいです。

万が一、広告をクリックしてしまった場合は、ちゃんとそのURLが本物かどうか、そのアドレスが「保護された通信(https)」であるかどうかを確認しましょう。

ちなみにバイナンスの偽サイトではこんなのも出現しました。

いつどの取引所の偽広告が出るか分かりません。Hitbtcの詐欺広告も見つかっています。

ツイッターやテレグラムなどのSNSからの誘導

仮想通貨の情報を得るのにツイッターやテレグラムといったSNSを利用することが一般的です。そこでよく見かけるのが、「仮想通貨の取引なら~が手数料が安くてお得」などといって、リンクが貼られているケースです。

多くの場合はアフィリエイトリンクで、登録するとその人に紹介料が支払われるだけですが、悪意のある人ならリンク先を偽サイトのアドレスにすることだって十分にできますよね。

特に「bit.ly/0l4dCOm」のような短縮URLを使っていたら、見ただけではリンク先が本物かどうかを判断することができなくなります。そう考えると、SNSは危険が一杯なのです。

ウォレットやアプリが偽物かもしれない

オンラインのウォレットに仮想通貨を保管する人もいますが、そのウォレット自体が偽物である場合もあるので要注意です。

以前、イーサリアムのウォレット「www.myetherwallet.com」のアドレスを真似て「myenhternwailat.com」で詐欺を働いていた事件がありました。スペルミスにもほどがあるんですが、これでも知らない人はひっかかってしまうんでしょう。

ウォレットだけでなく仮想通貨を盗む詐欺アプリも出現しています。Google PlayやiTunesで取引所や特定の通貨の公式アプリを名乗った偽アプリがそれです。

簡単に別の通貨に変換できるなどと謳って、指定のアドレスに仮想通貨を送金してしまうとまんまと奪われてしまうでしょうし、二段階認証や個人情報と紐付けしてあるスマホになにが仕込まれているか分からないアプリをダウンロードしてしまうこと事態、十分に怖いことだと思います。

ハードフォーク詐欺

2017年12月10日、ビットコインから分裂し、ビットコインプラチナが新たに誕生することが発表されていました。

これに先駆け、国内の取引所は問題がなければ付与すると発表。

しかし実はビットコインプラチナは韓国の高校生がでっち上げた詐欺プロジェクトだったことが後に判明します。

空売り目的で高校生が作り上げたストーリーに大の大人たちがまんまと乗せられてしまったのです。ホント、すごい世の中になりましたよね。

最近でもイーサリアムからハードフォークしたイーサゼロに詐欺疑惑が浮上しています。

MyEtherWalletの公式ツイッターは「イーサゼロの見てみた結果、(1)コードがなんであるのか、(2)誰が作ったのか、(3)適切なライセンスはあるのかどうか明確ではありません。悪意のある複数の.exeと結合されているため、システムとETHをリスクにさらすため、ETHZEROに関連するもののインストールや使用を私たちは推奨しません」とコメントしています。

ハードフォークといえば無料で仮想通貨がもらえるイメージばかりが先行し、そのリスクについてあまり考えていない人が多そうです。

得体の知れない通貨をタダでもらうためにウォレットをインストールしたり、怪しい取引所にビットコインを送金したりするのはかなり危険ですよ。

前述したようにウォレットに何を仕込まれているのか分からないし、取引所がハードフォーク後にとんずらする可能性もあるからです。

特にハードフォークのために全財産をまとめてどこか一つの場所に送金するなどといったことは絶対にやめておきましょう。

無料配布詐欺

「モナコインを広めたいので、モナコインのアドレスを書いてリツイートしてくれた人に無料で配布します」などといったツイートをよく見かけると思います。

あの手のツイートは本当に配布しているものも中にはあるでしょうが、詐欺の疑いが持たれているものも少なくありません。

手口はおよそ次の通り

  1. リツイートした人のアドレスにどれだけの資産があるのかをブロックチェーンで調べる
  2. ツイッターアカウントを乗っ取り、メールアドレスを取得する
  3. 同じメールアドレスやパスワードを使い回している可能性を考え、取引所にログインを試みる
  4. 盗んだ仮想通貨を自分のアドレスに送金する

無料配布ツイートは拡散されやすいため、自分がフォローしている人から流れてくることもあるし、ついつい自分までリツイートして紹介してしまいがちです。僕も何度か知らずにリツイートしてしまいました。

しかしよく見ると、そういうツイッターアカウントはフォロワーがほとんどいない、作ったばかりのアカウントなのですぐに見分けがつきます。

アドレスを書いてリツイートしたからといって必ず盗まれるわけではないでしょう。しかしたとえメールアドレスやログイン情報を盗まれなくても、ツイッターアカウントにブログ情報などを掲載している人は、ブログ経由で自分のことを知られてしまい、犯罪に巻き込まれるリスクもありますよね。

最悪、「あいつはモナコインを大量に保有しているから誘拐してしまおう」といったこともできるわけだし、日本でもそういう強盗事件が実際に起こり始めているので十分な警戒が必要です。

また、最近では公式ツイッターなどを装って、無料配布を謳う詐欺が流行っています。特定のアドレスに仮想通貨を小額送金した人にその倍額を送り返すなどというツイートは絶対に無視しましょう。

エアドロップ詐欺

企業や事業プロジェクトが自分たちの仮想通貨を広めるために無料で投資家に配布するエアドロップ。仮想通貨の世界ではごくごく一般的なプロモーションで、実際に様々な通貨のエアドロップが行われています。

しかしその一方でこの手法を利用した詐欺も横行しています。よくあるやり方は、公式アカウントを装ったツイッターから偽のサイトに誘導し、「エアドロップを受けるならウォレットの秘密鍵(プライベートキー)を入力し、ボタンをクリックすればOK」みたいなやつ。秘密鍵なんて渡してしまったら、根こそぎやられます。

やはりタダにはなにかあると疑ったほうがいいですね。実際にもらえるエアドロップもあるだけに余計に怖いです。

マイニング詐欺

仮想通貨をトレードするのではなく、マイニングする側に回りたいという人をターゲットにしたのがマイニング詐欺。仮想通貨で儲けているのは結局マイナーだといったイメージがあるからかマイニングに興味を持つ人が多いのも無理はないです。

マイニングは個人でできるものとマイニング事業に取り組んでいる企業にお金を払うことで参加するクラウドマイニングがあります。特にクラウドマイニングは参加費を払うだけで上手くいけば何もせずに不労所得が入ってくるため、一部の投資家の間では人気を博していますね。

しかしそんな儲かりそうなイメージを利用した詐欺が存在するのも事実で、スマホで簡単にマイニングできると謳うものや存在しないクラウドマイニングに参加させられたり、マイニング専用のパソコンなどといって法外な値段で機材を買わされた、といった話が尽きません。

基本、「簡単に儲かる」という話には裏があるので注意しましょう。

ほかにも他人のPCにマルウェアを仕込んでボットネット(ネットワーク)を構築し、他人のPCのリソースを使って仮想通貨をマイニングするという手口もあります。この手口でMonero(モネロ)やDOGE(ドージコイン)などをマイニングしていたサイトがありましたね。

不正マイニングはマルウェアが仕込まれているサイトに訪問したり、メールの添付ファイルをダウンロードしたり、アプリをインストールしたときに起こるようです。それも多くの場合被害者は自分のPCが利用されていることに気づかないそうです。

詐欺コイン

そもそもコイン自体が詐欺だった、という事例もあります。草コインは特に中身が空っぽのものも多く、開発が止まっているにも関わらず、取引所では普通に売買されていることがあります。

僕が以前買ったスコアコインも一時開発がストップし、長い間公式サイトにアクセスできなくなっていました。それなのに最近また公式サイトが復活してたのには驚きました。逆に怪しいのでもちろんもう二度と買いませんが。

2017年9月1日にふとひらめいたかのように誰も知らないであろう仮想通貨のコインを買いました。いわゆる草コインという奴です。そしたらとんでもないことになったのでご報告します

詐欺コインとして最近特に話題になったのがBitConnect(ビットコネクト)。ビットコネクトは、貸し付け機能があり、持っているだけで、利息が保有者に支払われるという仕組みが売りでしたが、そのあまりの利息の高さから取引所が破綻。

>>ビットコネクトが仮想通貨取引所閉鎖-米国で一部の州から停止通告書

そのせいでビットコネクトの価格が一気に90%暴落する事態に陥っています。ビットコネクトの場合、表向きでは「資産を運用して利益を出資者に還元する」といいながら実情は、新しい出資者から集めたお金をそのまま配当金として回していたポンジスキームだったわけです。

当然といえば当然だけど、ビットコネクトは訴えられましたね。

>>Bitconnect is Facing its Second Class Action Lawsuit

そんなビットコネクトもかつては時価総額でトップ20に入ったほどなので、時価総額ランキングだけを物差しにして投資していると恐ろしい目に遭うってことです。

詐欺かどうかは別として仮想通貨が思ったように普及せず、開発を断念したり、公式サイトが消えたりすることは結構あります。

こちらのLOLはほぼ無価値になったそうです。

将来性のある仮想通貨かどうかは、プロダクト(製品)がすでにあるのか、ロードマップは現実的か、信用できる企業がスポンサーや提携しているかどうかなど様々な方面から分析していくしかありませんね。

といってもパートナーと偽って大企業のロゴを勝手に使用しているプロジェクトもあるので注意が必要です。

IOTA(アイオータ) がマイクロソフトと提携しているとしてロゴまで使っていたのが、その後実は提携していないことを発表して暴落したこともありましたよね。この世界はデマや噂が多く、それによって価格が上下するので、特定の情報を妄信してしまうのは怖いです。

表面的な判断だと、開発がしっかり進んでいるものは公式サイトやツイッターが随時更新されています。それに対し、何ヶ月も何の情報もアップデートされず、ミートアップの予定もなく、開発者の音沙汰がないような通貨はそのまますっと消えていくかもしれません。

まとめ

これだけ多くの詐欺の手口があることを見ても、仮想通貨において資産管理がどれだけ重要かは言うまでもないですね。

儲かるかどうか以前にまずは自分の資産をしっかり守るという意識がないと、何かのきっかけで全財産を失ってしまうかもしれません。

対策としては、怪しい話に簡単に乗らない、気軽にリンクを踏まない、まずは自分で調べてから行動する、資産は必ずハードウェアウォレットに保管する、といったことが考えられそうです。くれぐれも詐欺には気をつけてください。

>>Ledger Nano S(レジャーナノ)を安全に最速で買う方法

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