どうもMAKです。僕は会社を辞め、ブラジルでブログ収入だけで生活しています。そこでこのスタイルで生きることのメリットやデメリットを紹介したいと思います。
2018年4月から会社を辞めて専業になったばかりですが、新しい生活になってみて感じた良かった点とそうでない点を挙げてみたいと思います。
海外ノマド生活のデメリット
健康保険がない
ブラジルでは日本のように国民皆保険のような制度がないため、今現在僕は健康保険に入っていません。いちおうブラジルには国営の無料の病院があるにはあるんですが、野営病院かっていうぐらい劣悪な環境なので、とても使う気にはなれません。
もしここでまともな病院の治療を受けたければ自分で高額なプライベート保険に加入する必要があります。なので経費削減のため僕は保険に入らないことを選びました。
そういう意味では不安といえば不安です。当たり前の話だけど、フリーランスで生きるなら自分の身は自分で守らなくてはいけません。そのため病気になれない、という危機感が常にあります。
収入が不安定
フリーランスで生きるということは今月必ずいくら稼げるといった保障はもちろんありません。
これまで僕はアドセンスで最高で月26万円、物販アフィリエイトを含めると月60万円稼ぐことができましたが、もちろん毎月そんなに調子がいいわけではなく、月によっては半分になることもあるし、この先突然収入がぴたりと途絶える可能性もなきにしもあらずです。
そのため売り上げが気になって一日に何度もASPやアドセンスの報酬をチェックする毎日です。
不安定だし、正直将来の不安がないといったら嘘になります。だからこそ頑張らなくちゃという気持ちになるんですが。
家族を築くのは大変
海外在住ブロガーっておそらく独身の人が圧倒的に多いんじゃないでしょうか。かくいう僕は結婚していて日本から嫁を連れてきています。
自分一人だけ海外で生活するのは何も問題なくても、家族がいるとなかなか大変なこともありますね。
前述したように保険もなければ収入も不安定です。自分が病気になったときは気合で直せばいいけど、パートナーに「気合で直せ!」とか言うのはなんだかとても残酷です。
それに嫁にも海外生活に慣れてもらわないといけません。言葉もある程度覚えてもらわないといけないし、できれば現地の人たちとも上手く立ち回って欲しい。
自分のことならまだしも他人に順応してもらう、あるいは順応してくれることを期待するのは結構しんどいです。
僕は好き好んでブラジルに来たからいいけど、彼女は違います。かといって言葉も覚えなくていいし、無理して順応しなくてもいいよ、と完全放置するのも違うと思うので、時々ぶつかることがありますね。
これで子供ができたらもっと大変になるんだろうなあと想像します。まあ、デメリットといえばこれぐらいですかね。
海外ノマド生活のメリット
世間体や体裁を気にせず生きれる
日本にいると何歳までに就職しないとだめだとか、結婚して子供を持つべきだとか、バイトじゃなくて正社員じゃないと一人前の社会人じゃない、といったありとあらゆる面倒臭い意見を嫌でも耳にするはずです。
でも海外に住んでいると、そういった日本的な世間の攻撃から逃れることができるのがいいですね。
肩書きやステータスを気にせず、ありのままに生きていくのはやっぱり気が楽です。基本ブラジル人は他人に干渉しないので、他人がどう生きていようが口出しするような人はほとんどいません。
好きなときに旅行ができる
この前、会社を辞めてから初めて平日に航空チケットを取って、ブラジル国内を旅行をしたんですが最高でした。
みんなが働いているときに海辺の町を散歩したりできるのはフリーランスの特権です。オフシーズンだから航空チケットも安いし、どこに行っても混雑していないので、旅行疲れすることもありませんでした。
朝からビーチでまったり pic.twitter.com/J8TsCnPJdU
— MAK (@affisignal) 2018年6月14日
今回、旅行に行ったことで、たまには生き抜きが必要なんだなってことに気づきました。ブログを書くことは好きだし、ずっと作業していてもそれほど苦にならないんですが、やっぱり気分転換って大事なんだなぁ。
旅をネタにブログを書くこともできるし、旅行中にもブログが稼いでくれるし、なんていい人生なんだろうかと思います。
旅行中にもアドセンスが1日1万円も稼いでくれてた。アドセンスのおかげで幸せな人生送れてる。この先は分からないけど。 pic.twitter.com/EqYEpG3cBW
— MAK (@affisignal) 2018年6月15日
日曜日の夕方に憂鬱にならない
会社員をやっていると、週末が終わる頃にはまた会社に出勤しないといけないのかぁと思っては憂鬱な気持ちになることもありました。しかし今ではすっかり曜日に囚われなくなりました。
日本のサラリーマンの中には会社に行きたくなさ過ぎて体調を崩す人も多いですもんね。会社やめたろーさんとかもその一人。
私が「会社を辞めよう」と決心したのは、ちょうど日曜日のこのくらいの時間帯だった。バラエティ番組を妻と観ていたのだけれど、明日の仕事が憂鬱すぎてタレントがなぜ笑っているのか理解ができない。妻が笑いながら話しかけてくれるのだけれど、内容が頭に入ってこない。
— 会社やめたろー@ブロガー(青森) (@kaishayametarou) 2018年6月17日
そして、少し前から感じていた頭痛がどんどん激しくなり、最終的には夕食をすべて戻してしまった。
妻がとても驚いて休日夜間診療をやっている病院を調べてくれた。「大したことないから」と笑う私を、妻は病院まで引っ張っていった。医者は「こんな時間に頭が痛くなって辛かったね」と言ってくれた。— 会社やめたろー@ブロガー(青森) (@kaishayametarou) 2018年6月17日
僕はもともと我慢強くないんで、そこまで追い込まれたことはないです。それでも会社を辞めたときの開放感はやっぱり絶大でした。あー自分はずっと会社に縛られていたんだなあって思いましたもん。
今では時間を気にせず平日の夜に遊びに行ったり、逆に店や街が混雑している週末に仕事をしたりしています。
基本、人ごみが苦手なのでラッシュ時の地下鉄やバスに乗らなくていいのと混んでる時間帯にスーパーに行ったり、銀行に行ったりしなくていいのが嬉しいですね。
時間的余裕ができたことで人生の質は格段に上がりました。
住む場所にこだわらなくていい
今でこそサンパウロに住んでいますが、将来的にはなにもこの場所にこだわる必要はないなあと思っています。
日本とブラジルを半年間ずつ行ったり来たりする生活にも憧れるし、ブラジルの田舎町で暮らすことも視野に入れています。
他の国に行くこともできますが、今から言葉をまた覚えて、永住権を取得してというプロセスは楽じゃないのと、ブラジルが特別好きなのでブラジルの中で好きな場所を見つけたいです。
いずれにしてもそういった選択肢があることはとても恵まれていることだと思います。
まとめ
別にブログをやっている人全員がフリーランスを目指さなくてもいいですし、日本にいる人全員が海外志向になる必要はないでしょう。
ただ、こんな生活をしている奴も世の中にはいるんだなぁぐらいに思ってもらえれば幸いです。
どこでどんな生き方をするにせよ幸せな生活を手に入れるためにブログやアフィリエイトがあなたの何らかの助けになれば嬉しいです。