情報商材の怖いところは一度買うと、次も次もと同じようなものをどんどん購入していって、結局は新しいことを覚えたような気になっただけで満足し、実践もろくにせず投資額を回収できない状況に陥ったときです。いわゆるノウハウコレクターというやつです。
そうならないためにも情報商材を買うべきかどうかを冷静に判断できるようになりましょう。
情報商材を選ぶ4つの判断材料
1、販売者が信用に値するかどうか
似たような情報商材を買うにしても、今の時代誰から買うかが重要になってきます。
その販売者は特定の分野で実績がある人か、影響力のある人か、読者やフォロワーから信頼されているか、無料でも有益な情報を配信しているか、などをチェックしましょう。
この人なら大丈夫という人から買えば、変な商材を掴まされる可能性はぐっと減ります。
2、やる気が起こるかどうか
まず、セールスレターを読んでみて、どんなタイプの商材なのか、自分の方向性と一致しているのかを見極める必要があります。アフィリエイトにもトレンドアフィリエイト、ユーチューブアフィリエイト、物販アフィリエイト、情報商材アフィリエイト、PPCアフィリエイト、ブログアフィリエイトなど様々なジャンルがあります。
手当たりしだいに手を出すのではなく自分がどの情報を知りたいのか、どのジャンルを始めようとしているのかを事前に調査したほうがいいです。僕が一番買って無駄だったなあと思う情報商材はずばりユーチューブ系の商材です。なんだかんだで3つも買いました。
どれもネット上の評判もそこそこ良くて、それなりに稼げるんだろうけど、ユーチューブアフィリはサイトやブログアフィリのようなモチベーションを自分に与えてくれませんでした。こう書くとまるで商材が悪いみたいだけど、本気で取り組まなかった自分がいけないんです。
「誰でも簡単に稼げる」みたいなキャッチフレーズに乗せられてしまうと、やりたいことの本質が見えなくなってしまいます。僕がユーチューブアフィリに手を出したのも今思うと、「簡単に」、「早く」、「誰でも稼げる」みたいな情報に踊らされたからです。本来なら「これだったら私にも楽しんでやれそう」というジャンルを見つけるべきなのです。
3、そもそも好きかどうか
しかしなんで僕はユーチューブアフィリに本気になれなかったのか、そこが結構大事なような気がします。いろいろ考えをめぐらせたところ、僕には動画チャンネルを育てていくことに面白味を感じられず、自分のアカウントに愛着が沸かなかったのが原因だという結論に至りました。
ユーチューブの動画チャンネルも育てていけばブログと同じように自分の資産になるのは変わりません。ただ、ユーチューブ商材を実践して思ったのは僕にとって動画製作の作業は味気なく、性に合いませんでした。そういう人はわざわざユーチューブ商材を買う必要はないのです。
逆に文章を書くのが嫌でしょうがない、動画を作るほうが楽しいという人にはブログアフィリ系の商材に手を出すのはやめておいたほうがいいでしょう。もし文章も書くのが苦手で、動画も作りたくないという人はアフィリエイト自体手を出してはいけません。
一方で「ビジネスなんだから、面白いとか面白くないとか、好き嫌いとか甘ったれたこと言うな」という意見もありますね。それもごもっともだと思います。でもつまんないものはつまんないんだよなあ。結局、続かないと意味ないわけだし。
4、少なくとも情報商材代を取り戻すまでは続けられるかどうか
例えば1万円の情報商材なら月に1000円稼げるようになれば10ヶ月で元が取れます。月に100円もアフィリエイトで稼いだことのない人には月1000円稼ぐことも最初は難しかったりしますが、さすがに1000円ぐらいなら続ければ誰でも可能でしょう。
しかし知識も経験もないのにいきなり10万円とかの高額情報商材を買ってしまうと、おそらく元を取るまでの道のりが長すぎて挫折してしまうでしょう。すると、ただ損した、騙されたという考えに捕らわれてしまって、作業どころではなくなってしまいます。
ちなみに僕はユーチューブ商材に5万円ぐらい投資しました。僕は絶対に元は取らないと気が済まないタチなので、自分には合わなかったとはいいつつも、一通りやったおかげでひとつのユーチューブチャンネルからは今でも毎月少しずつお金が入ってきています。
作業が苦痛なのでもう完全に放置していますが、なんとか月数千円の収益になっています。購入から何年も過ぎてやっとおかげさまで元が取れました。投資額は別にすぐに回収しなくてもいいのです。大事なのは損したままの状態で止めないことです。
僕は5万円ぐらいの投資なら最低でもプラスマイナスゼロにはできるという確信がありました。散々作業をしてプラスマイナスゼロなら労力と時間が無駄じゃないか、と考えることもできますが僕は新しいことにどんどん挑戦していった経験は決して無駄にはならないと思っています。情報商材代を取り戻せたら、それだけでも十分に意味があるのです。
まとめ
情報商材は、詐欺まがいのものから本当に役立つものまで様々です。しかし本当にいい商材に当るとそれこそ人生が変わるので、しっかりとした判断の元、選びましょう。