本を出版したい人はブログを書いたほうが稼げる!その理由とは?

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文章を書くのが好きな人なら誰もが一度は「いつか本を出してみたい」と漠然と思ったことがあるはずです。

僕も以前はすごい出版に対して憧れのようなものがありました。そんな中、つい最近、ある出版社から「本を出しませんか」といった執筆依頼が届きました。

出版社から届いた出版依頼の内容

メールの内容はおおよそこんな感じです。一部、ブログの詳細に関わる部分はカットしてあります。

管理人XXX様

突然のメール失礼します。
わたくし、株式会社学研教育出版のMと申します。
今、高校生向けの学習参考書の編集をしております。

XXXXX(本のテーマ)という切り口で参考書を作れないかなと調べていましたところ、このサイトに辿り着きました。XXXXX(本のテーマ)というのはすごくキャッチーであるので、このサイトを基によろしければ参考書を執筆されませんか?

ざっくり考えた企画としては
①xxxx(ネタ)ベースのもの
見開きで左ページはイラストを大きく描き、下に名言
右ページにその英語の和訳と文法の説明という、参考書というよりも絵本のようなもの

②高校英語の参考書ベースのもの
高校で習う文法はだいたいこれぐらいあります。http://www.e-bunpou.net/
紙面はこのサイトに載っているような文法を説明するのがメインであり、その文法の例文としてXXXXX(本のテーマ)の言葉を使うというもの

他にも様々な切り口は考えられると思います。

もし、XXX様が興味を示してくださり、しっかりとした企画書を会社に提出すれば、企画が通る可能性は高いと思われます。もしよろしければ、ご返信くださいませ。

株式会社学研教育出版

株式会社学研教育出版というのはどうやら教育関連の参考書や雑誌を出版している会社のようです。僕の持っているブログの中に英語関連のブログがあるため、今回このようなオファーを受ける次第となりました。

昔から自分の本を出すというのに憧れていたこともあり、少し舞い上がってしまいましたが、条件等の話を進めていくうちに現実は全く違うものであることが分かりました。

本を出すよりブログのほうが断然儲かる5つの理由

1、印税が低すぎる

本のギャラといえば印税です。印税の相場はだいたいが5%から10%と言われていますが、10%もらえる作家はよっぽどの人気作家レベルで稀だそうです。もし5%だとしたら、1000円の本が1部売れて50円にしかなりません。

当然10部なら500円、100部なら5000円、1000部なら5万円、1万部なら50万円入ってきます。しかし出版業界は今、空前の不況で10万部売れる本が年間100冊もないなどと言われています。つまり印税で稼ぐというのは無名の作家においてはかなり非現実的は話なのです。

2、ブログなら1クリック50円

1000円の本を1冊売ってやっと50円しかもらえないのに対し、ブログならクリック型課金広告が一度クリックされるだけで数十円稼げます。

クリック単価(CPC)は表示される広告の種類にもよりますが、グーグルアドセンスなら1クリック20円~50円以上なんていう高額な広告もたくさんありますし、もっといいときは1クリック100円を超えることもあります。本を1冊買ってもらうのと、広告を1回クリックしてもらうのなら、どちらのほうが簡単かは想像するまでもないと思います。

3、本はずっと本屋に置いてもらえるとは限らない

本屋の面積には限りがあるので、店頭にあなたの本が置かれる期間にも当然限りがあります。売れない本はすぐに出版社に返品され、新しい本と入れ替えられます。つまり書籍の場合、限られた期間内で売れなければ、その後売り上げが伸びる可能性は下がっていく一方なのです。

一方、ブログは検索順位によってアクセス数に変化が出て、広告収入が落ちるリスクはあります。ただし、一度公開された記事やブログは基本自分で削除しない限り、ネット上に永久的に残ります。つまりアクセスさえ安定させられることができれば、永延とお金を生み続けることができるのです。

4、本は出版方法によってはお金がかかる

本を出すといっても、企画出版、共同出版、自費出版などの形態があります。企画出版は出版社側の企画に沿って出版される本のことで、執筆者は基本的にお金を負担することはありません。ちなみに僕のオファーはこれに当たります。

一方共同出版とは出版社側と作者側がお金を出し合って本を出すことで、1冊の本を出すのにそれこそ数十万円かかることはざらです。対して自費出版は自分で全て出版費用をまかなうことで、それこそ百万円単位のコストがかかったりもします。

出版社によっては共同出版や自費出版を作者にオファーし、作者側から高額な費用を請求し、「本を出すこと」をビジネスとしている出版社もあります。もちろんその手の出版社は本を出版するのが目的なので、販売にはそれほど力を入れない傾向にあります。

なので出版のオファーを受けたら、まずはどんな形態なのかを確かめてみましょう。印税が入ってくることばかりを思い浮かべて、冷静さを失うと、お金を稼ぐどころか大損する可能性も大です。

5、ネット本の場合、記事を削除させられることもある

過去に2ch掲示板の書き込みが本になったことが何度がありましたが、いざ出版となると、書き込みは普通削除されます。なぜならネット上に存在したら、本を買う必要もなくタダで読めてしまうからです。

僕の今回の受けたオファーもメールでやり取りしているうちに出版の際には、本の内容と関連する記事は削除される可能性を指摘されました。しかし人気のない記事ならまだしも、人気上位の記事を削除することはブログにとっては「死」を意味します。せっかく安定してアクセスを集めている人気記事を消せば当然サイト全体の評価が落ち、アクセスが低下し、収益は減ります。

まとめ

そんなこんなでよく考えた結果、出版の話は断りました。出版することによって得るものももちろんあるでしょう。しかし本を出すことと自分が長年育ててきたブログを天秤にかけたときに、このままブログを続けていくほうが断然メリットがあると気づいたのです。

本を出すことはもしかしたら人に自慢ができる格好いいことかもしれません。合コンに行って「俺、作家なんだぁ」と言えば少しは女性にモテるかもしれませんし、友人知人にできあがった本を配れば、ある種の快感とリスペクトが得られる可能性もあります。

本にはある種の権威や信用があるため自分のブランディングに役立つとも言われていますし、ファンを集めるにも最適だといいます。しかし「お金を稼ぐ」ということを目的とするならば本を出すよりもブログをやりましょう。

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